bullet proof soul

ダダ漏れる日々のメモ。防弾仕様にはなっておりません。
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    展翅

     

    通りすがる一瞬 鼓動ひとつぶんの邂逅 

    堕落の予感 墜落の予報 

    底抜けの欲望 抜け駆けの願望 

    瞬きほどの迷い ああなにか軋んだ  

    ひとつまみの不確かさ それによる必然  

    悔やんでも遅い 生きていたのに 

    生きていたのに あのとき生きていたのに 

    煌めきは 手に入れないと痛むから 

    呼吸のたびに疼くから 

    クローゼットに重なる後悔 美しいね 

    ながめるといい時々 思い出すドキドキ 

    よくできた標本 凝固したある一瞬 

    生きていたのに あのとき生きていたのに    

     

     

     

    JUGEMテーマ:小説/詩

     

     

     

     

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        | きこ | Monologue | 21:32 | - | trackbacks(0) |
      遠いところ

       

      冬の始まりは毛布にくるまって 

      なにしていても半分眠いね 

      信じないでください 

      いつだってなにかに酔っているのだ 

      遠いところへ行ってすべてを捨てたい 

      新しいものはこわいからしがみついていたのだ 

      枯葉のように吹き寄せられてからから笑いたいのだ 

       

      むかし読んだ気がする誰かのいい言葉 

      かみしめているうちに味がなくなった 

      ぽつりと歌うように

      いつだってなにかに酔っていたいのだ

      遠いところへ行ってすべてを捨てたい 

      二度とは帰れない場所へ歩いて行きたいのだ 

      出鱈目な地図だけをたよりに歩いて行きたいのだ 

       

      それは美しいものだろうか 

      捨ててしまうのだけれど 

      信じないでください

      波が生まれる辺りを見つけてみたいのだ 

      生まれるところを見つけたいのだ  

       

       

      JUGEMテーマ:小説/詩

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          | きこ | Monologue | 21:05 | - | trackbacks(0) |
        くるくる

         

        世間の外に踏み外すとなぜか

        内向きに落ちて行き

        くるくると落ちながら

        くるくると不思議がる

        底なしの不思議が

        くるくると舞い

        やがてどうでもよくなる

        くるくると落ちながら

        少し飽きてたいくつ

        くるくると落ちながら

        もう夢から覚めたいの

        くるくるくるくる

        なんにもない

        くるくるくるくる

        どこにも着かない

        くるくるくるくる

        くるくるくるくる

         

         

         

         

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            | きこ | Monologue | 21:30 | - | trackbacks(0) |
          ただいま

           

          もどりました。

           

           

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              | きこ | Monologue | 19:17 | - | trackbacks(0) |
            ともだち

             

            声に出して言ったことあったかな

            呼び出せない記憶 痛みを伴う走馬灯の いや

            電車の明かりがぼくらを追い越してく

            かたちにしようとして立ち止まる

            もしかして誰かも同じなんじゃないかね

            誰かと誰かも同じなんじゃないかね

            何か小腹に入れようぜ

            きみはゆううつなともだち

             

            時計を持ってないぼくらの国

            無限の中を泳ぐ 絡まる現実を薙ぎ払いながら

            駅はこっちだったはずだそうだろ

            かたちになろうとして生み出された

            もしかして夏休みは終わらないんじゃない

            クリアファイルに挟んで仕舞って

            ウォッチリストに追加

            忘れてくれても構わないんだ

             

            傷ついた眼をして

            運ばれて 明日になる

             

            ぜんぶ嘘だっていいんだぜ

            きみはゆううつなともだち

             

             

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                | きこ | Monologue | 17:59 | - | trackbacks(0) |
              昔の名前で出ています

              引っ越しました。
              引っ越し先はこちらです。

              http://bps-side-b.hatenablog.com/


               とりあえずB面扱いです。
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                  | きこ | Monologue | 10:48 | - | trackbacks(0) |
                前の日のうた

                胸に針の先ほどの穴が開いて 
                冬の陽が差している 
                踏みだすタイミングがあって 
                今じゃない気がしている 
                両手の爪を掛けてみて 
                引き裂いたら何かあるかな 
                ラムネの玉とか草の種とか 
                平たい石とか猫のひげとか 
                忘れてしまえばよかったのに 
                あやふやな明日の前の日 
                へたくそな口笛で思い出す 
                いつだって何かの前の日 
                それからそっと飲み込んだ 
                誰にも見られないように 
                誰にも聞こえないように 
                誰にも取られないように 
                誰にも決められないように   





                JUGEMテーマ:小説/詩
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                    | きこ | Monologue | 17:36 | - | trackbacks(0) |
                  海はただ

                  水は低いところへ 
                  風は高いところへ 
                  気持ちは 
                  だいたいここにあって 
                  とくにはどこへも  

                  眠りは引き寄せられるままに 
                  休息だろうかありがたいありがたい 
                  水底で目を瞑るもう空っぽの宝箱 
                  頼みもせず頼まれもせず 
                  もう重さもない  

                  引く波寄せる波答えのない音楽 
                  始まりも終わりもない 
                  涙は真珠になった 
                  人魚は泡になった 
                  海はただ見ていた   





                  JUGEMテーマ:小説/詩
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                      | きこ | Monologue | 09:31 | - | trackbacks(0) |
                    眠りの舟で

                    舟にはみんなが乗っている 
                    母も祖父母も乗っている 
                    亡くした猫が舳先に座り 
                    風にお髭をなびかせる 
                    わたしは船底に耳を当て 
                    果てない波の歌を聴く 
                    目を閉じ夜に包まれて 
                    果てない夜の歌を聴く 
                    キャベツのようにくるまれて 
                    眠りの深みに落ちていく 
                    神楽の舟が往き違う 
                    江州音頭が往き過ぎる 
                    綿菓子のにおいアセチレン 
                    子供のわたしが拗ねている 
                    もう無い祭りで泣いている 
                    あいされてるよと言ってくれ 
                    みんな居るよと言ってくれ 
                    ずっと居るよと言ってくれ 
                    このまま連れて行ってくれ    
                      










                    JUGEMテーマ:小説/詩
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                        | きこ | Monologue | 08:56 | - | trackbacks(0) |
                      あなたが宗教だったころ

                      無防備なJKを赦す
                      無防備に見えるJKを赦す
                      トラックの内輪差を赦し
                      路地から転がり出た嘘を赦し
                      荒廃した有限の牧場を祝福し
                      点滅する青信号を祝福し
                      雲一つない天井が抜け
                      偽りの愛が血を流す
                      スーツの肩を
                      朝磨いた靴を濡らす
                      誰もがあなたを崇める
                      誰もがあなたの名を呼ぶ
                      あなたは小箱に入ったまま
                      目を覚ます必要はない
                      ただもう
                      あれもこれも不確かになった
                      すべてが不確かになった
                      汝の敵を愛せ




                      JUGEMテーマ:小説/詩
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                          | きこ | Monologue | 16:48 | - | trackbacks(0) |
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