bullet proof soul

ダダ漏れる日々のメモ。防弾仕様にはなっておりません。
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    昔の名前で出ています

    引っ越しました。
    引っ越し先はこちらです。

    http://bps-side-b.hatenablog.com/


     とりあえずB面扱いです。
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        | あきら | Monologue | 10:48 | - | trackbacks(0) |
      前の日のうた

      胸に針の先ほどの穴が開いて 
      冬の陽が差している 
      踏みだすタイミングがあって 
      今じゃない気がしている 
      両手の爪を掛けてみて 
      引き裂いたら何かあるかな 
      ラムネの玉とか草の種とか 
      平たい石とか猫のひげとか 
      忘れてしまえばよかったのに 
      あやふやな明日の前の日 
      へたくそな口笛で思い出す 
      いつだって何かの前の日 
      それからそっと飲み込んだ 
      誰にも見られないように 
      誰にも聞こえないように 
      誰にも取られないように 
      誰にも決められないように   





      JUGEMテーマ:小説/詩
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          | あきら | Monologue | 17:36 | - | trackbacks(0) |
        海はただ

        水は低いところへ 
        風は高いところへ 
        気持ちは 
        だいたいここにあって 
        とくにはどこへも  

        眠りは引き寄せられるままに 
        休息だろうかありがたいありがたい 
        水底で目を瞑るもう空っぽの宝箱 
        頼みもせず頼まれもせず 
        もう重さもない  

        引く波寄せる波答えのない音楽 
        始まりも終わりもない 
        涙は真珠になった 
        人魚は泡になった 
        海はただ見ていた   





        JUGEMテーマ:小説/詩
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            | あきら | Monologue | 09:31 | - | trackbacks(0) |
          眠りの舟で

          舟にはみんなが乗っている 
          母も祖父母も乗っている 
          亡くした猫が舳先に座り 
          風にお髭をなびかせる 
          わたしは船底に耳を当て 
          果てない波の歌を聴く 
          目を閉じ夜に包まれて 
          果てない夜の歌を聴く 
          キャベツのようにくるまれて 
          眠りの深みに落ちていく 
          神楽の舟が往き違う 
          江州音頭が往き過ぎる 
          綿菓子のにおいアセチレン 
          子供のわたしが拗ねている 
          もう無い祭りで泣いている 
          あいされてるよと言ってくれ 
          みんな居るよと言ってくれ 
          ずっと居るよと言ってくれ 
          このまま連れて行ってくれ    
            










          JUGEMテーマ:小説/詩
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              | あきら | Monologue | 08:56 | - | trackbacks(0) |
            あなたが宗教だったころ

            無防備なJKを赦す
            無防備に見えるJKを赦す
            トラックの内輪差を赦し
            路地から転がり出た嘘を赦し
            荒廃した有限の牧場を祝福し
            点滅する青信号を祝福し
            雲一つない天井が抜け
            偽りの愛が血を流す
            スーツの肩を
            朝磨いた靴を濡らす
            誰もがあなたを崇める
            誰もがあなたの名を呼ぶ
            あなたは小箱に入ったまま
            目を覚ます必要はない
            ただもう
            あれもこれも不確かになった
            すべてが不確かになった
            汝の敵を愛せ




            JUGEMテーマ:小説/詩
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                | あきら | Monologue | 16:48 | - | trackbacks(0) |
              日々のあぶく

              もうゼロになれない 
              生まれ出でてしまったから 
              できうるかぎり輪郭をなくして 
              覚えたての言葉で武装して 
              キャベツの外葉のように 
              捨てられるのを待っている 
               
                
              ドキュメンタリーが 
              予定されたエンディングに向かうように 
              なにかしらのテーマを隠し持ち 
              そのことを物語と人は言う 
              もしかしてこの道は 
              何処にも辿り着かないんじゃまいか 
               
                
              排水溝の渦巻きは 
              半球によって違うって 
              本当であってほしかったな 
              名も知らぬ惑星から望遠鏡で 
              観察日記をつけている 
              サンプルだったら手を振りたいな 
               
                
              うろこが剥がれるみたいに 
              きらきらとちっぽけな思いで 
              あなたには意味のない不完全な 
              でも宝物なんだ 
              ぼくは落葉樹 
              いつか春になっても目を覚まさない   







              JUGEMテーマ:小説/詩
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                  | あきら | Monologue | 18:04 | - | trackbacks(0) |

                壊れかけてる半分は 
                どちら側の半分か 
                わたりたい橋は 
                どれもこんなだ 
                じりじりと焼かれながら 
                雪の国を思い出そうとする 
                言葉は言葉にすると 
                意味が剥がれるようで 
                欠片はさらさら降り積もり 
                もう歩けないよ 
                頭の中に虻がいるので 
                起こさないでほしいのだ 
                眠ったままわたる橋は 
                いつも向こうに辿り着く 
                今夜もそうだといい 
                もう歩けないよ 
                虻を起こしてしまわぬように 
                言葉を生んでしまわぬように 
                注意しながら横たわれ 
                もう歩けないよ   





                JUGEMテーマ:小説/詩
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                    | あきら | Monologue | 19:10 | - | trackbacks(0) |
                  配達人のうた

                  夏の気配も薄れ 
                  世界から拒絶される夢を見たかい 
                  いい朝だね 
                  きみはいつも真面目すぎ 
                  休暇は終わらないよ 
                  始めなくちゃね 

                    
                  釦を掛け違えた感じ 
                  いい具合にかみ合わないまま歩こう 
                  空が高いね 
                  きみは疲れたがってる 
                  手を放してあげなよ 
                  揺さぶられすぎだよ 

                    
                  何か配達に行こう 
                  誰も欲しがっちゃいないものを 
                  ああ壊れたね 
                  きみはいつも渇いてる 
                  ぼくはまた犬に噛まれる 
                  尻尾を踏むからさ 

                    
                  キンモクセイの匂いと 
                  ノイズの中をただ泳いでる時間 
                  ちょっと飽きたか 
                  きみはやめ方がわからない 
                  手を放してみるんだ 
                  誰かにそっとわたすんだ   









                  JUGEMテーマ:小説/詩
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                      | あきら | Monologue | 17:11 | - | trackbacks(0) |
                    潮流

                    くるぶしまで波に洗われながら 
                    やっとこさ思い出す 
                    海は嫌いなんだった 
                    風は爽やかな笑顔で 
                    しかしねばりつく 
                    しょっぱいシャツをはためかせ 
                    言いたかったことを数える 
                    事故だったと 
                    あれはアクシデントだったと 
                    出逢わなければよかったと 
                    それからなんだっけ 
                    風が渦巻く 
                    ああ髪を切っておけば 
                     
                      
                    何十秒かに一度サーチライトが目に刺さる 
                    追い詰めないでくれ 
                    戻れはしないと毎日知ってた 
                    深みに限りがないのがこわいんだ 
                    向こう側が見えないのが不安なんだ 
                    泳ぎは上手くない 
                    思ってたより冷たい 
                    何故ここに居るのか教えないでくれ 
                    世界にここしか残されてないと 
                    俺に教えないでくれ   





                    JUGEMテーマ:小説/詩
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                        | あきら | Monologue | 20:02 | - | trackbacks(0) |
                      名もない星になって

                      雨音を手繰りよせ 
                      伝っていこう 
                      雲の上には甘い月 
                      渦巻く痛みを忘れ 
                        
                      鉛筆画のような下界を 
                      暗躍する数多の悪意を 
                      のしかかってくる税金を 
                      食べかけの千切りキャベツを 
                        
                      振り返っても何もない 
                      もう自由だから 
                      好きな嘘を選べばいい 
                      選ばなくてもいい   




                      JUGEMテーマ:小説/詩
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                          | あきら | Monologue | 21:56 | - | trackbacks(0) |
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