2023.12.13 Wednesday
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2013.03.30 Saturday
仕上げにメランコリイを一滴
憂鬱は麻薬だから触れてはいけない やり過ごすのが上手くなった 幾つかのキスと抱擁 欠片から思い出を組み直すように 時間つぶしにはいいだろうねそれだけ あなたは希望を頬張ってでもまだ足りない 次から次へと手を伸ばす答は一つじゃない 怪物は造られる 雨は教えてくれるだろうか虹の在り処を 訪ね尋ねたた帰りの道で だけどあなたは残り時間を知らない 砂の河はさらさら流れる見えない場所で ぼくはたまに時計を見る ゾロ目の数字がぼくを見返す それは過去を計るだけの装置だ 怪物は飢えている それは贈り物の姿をしているのだろう あなたの戸口を訪れるのだろう 息を吸ってそして吐いてダイブするそのとき 地球は少し回る世界は止まらない砕けるだけ ぼくはそっと時計を見る 任意の数字がぼくを見返す それは現在地を知るだけの装置だ 怪物はまだ飢えている JUGEMテーマ: 小説/詩
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2013.03.11 Monday
俺と小鳥の唄
ピカピカに磨かれた人々の波 慣れた足取り すり抜ける いつだって流されたりしない どこまでだって自分でいる 何かが違うと気づいてる 余計なものが一つある この俺の身を喰い尽くす 美しい小鳥 内側から スキップする胸を押さえながら 薄汚れた街角を行く まやかしの一日がまた始まる 季節の変わりも知らず生きる ダイヤモンドの降る日も いつだって前のめりでいたい 死に様さえも自分で選ぶ 何かが邪魔をしようとしてる 不似合いなぬくもりが この俺の身を喰い尽くす 優しい囁きが内側から 叫びたい甘い痛みが満ちる それに名前を付けてはいけない まやかしの一日がまだ続く JUGEMテーマ: 小説/詩
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2013.03.07 Thursday
抱き合ってみようぜ
なぜだろう 聞こえないのに感じる 理解する必要のない 鼓動のリズムはモールス このちっぽけな惑星の 無いとこばかり探してた 知っていたけど どうしても繋がらない 抱き合ってみようぜ なぜだろう 旅に出たくなったりね 見たいものだけ見たい みな見たいものだけ見てる 何度となく月が昇り 僕らは塵に帰る約束 知っているけど どうしても繋がらない 抱き合ってみようぜ 最後の最後に見るのは 一体何だろうな 最後の最後に聞くのは 自分の息なんだろうな やっぱりどうしても繋がらない 抱き合ってみようぜ JUGEMテーマ: 小説/詩
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