bullet proof soul

ダダ漏れる日々のメモ。防弾仕様にはなっておりません。
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    仕上げにメランコリイを一滴

    憂鬱は麻薬だから触れてはいけない 
    やり過ごすのが上手くなった 
    幾つかのキスと抱擁 
    欠片から思い出を組み直すように 
    時間つぶしにはいいだろうねそれだけ 
    あなたは希望を頬張ってでもまだ足りない 
    次から次へと手を伸ばす答は一つじゃない 
    怪物は造られる  

    雨は教えてくれるだろうか虹の在り処を 
    訪ね尋ねたた帰りの道で 
    だけどあなたは残り時間を知らない 
    砂の河はさらさら流れる見えない場所で 
    ぼくはたまに時計を見る 
    ゾロ目の数字がぼくを見返す 
    それは過去を計るだけの装置だ 
    怪物は飢えている  

    それは贈り物の姿をしているのだろう 
    あなたの戸口を訪れるのだろう 
    息を吸ってそして吐いてダイブするそのとき 
    地球は少し回る世界は止まらない砕けるだけ 
    ぼくはそっと時計を見る 
    任意の数字がぼくを見返す 
    それは現在地を知るだけの装置だ 
    怪物はまだ飢えている    







    JUGEMテーマ:小説/詩
     
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        | きこ a.k.a 晶子(あきらこ) | Monologue | 20:57 | - | trackbacks(0) |
      俺と小鳥の唄

      ピカピカに磨かれた人々の波 
      慣れた足取り すり抜ける 
      いつだって流されたりしない 
      どこまでだって自分でいる 
      何かが違うと気づいてる 
      余計なものが一つある 
      この俺の身を喰い尽くす 
      美しい小鳥 内側から 
      スキップする胸を押さえながら 
      薄汚れた街角を行く 
      まやかしの一日がまた始まる  

      季節の変わりも知らず生きる 
      ダイヤモンドの降る日も 
      いつだって前のめりでいたい
      死に様さえも自分で選ぶ 
      何かが邪魔をしようとしてる 
      不似合いなぬくもりが 
      この俺の身を喰い尽くす 
      優しい囁きが内側から 
      叫びたい甘い痛みが満ちる 
      それに名前を付けてはいけない 
      まやかしの一日がまだ続く 






      JUGEMテーマ:小説/詩
       
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          | きこ a.k.a 晶子(あきらこ) | Monologue | 21:34 | - | trackbacks(0) |
        抱き合ってみようぜ

        なぜだろう 
        聞こえないのに感じる 
        理解する必要のない 
        鼓動のリズムはモールス 
        このちっぽけな惑星の 
        無いとこばかり探してた 
        知っていたけど 

        どうしても繋がらない 
        抱き合ってみようぜ 

        なぜだろう 
        旅に出たくなったりね 
        見たいものだけ見たい 
        みな見たいものだけ見てる 
        何度となく月が昇り 
        僕らは塵に帰る約束 
        知っているけど 

        どうしても繋がらない 
        抱き合ってみようぜ 

        最後の最後に見るのは 
        一体何だろうな 
        最後の最後に聞くのは 
        自分の息なんだろうな 

        やっぱりどうしても繋がらない 
        抱き合ってみようぜ 







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            | きこ a.k.a 晶子(あきらこ) | Monologue | 20:43 | - | trackbacks(0) |
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